Sayaの星占い(うお座)/6月の運勢【土星がうお座を去るなかで、豊かさを模索。】


なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
うお座/6月の運勢

土星がうお座を去るなかで、豊かさを模索。恋愛でも癒しの流れ
守護星の境界を溶かす星・海王星に続き、5月25日に現実化とルールの星・土星がうお座さんの頭上を去りました。土星は、2023年3月からうお座にやってきて、2年あまり滞在。また9月に戻ってきますが、2026年には去ることになります。土星の自分の星座への訪れは、それは専門的に言うと太陽星座ということですが、アイデンティティの書き換えがよく起こります。今までどおりの自分でいることなく、成長していくときなのです。次に土星がもたらすテーマは、豊かさ。収入のあり方について、模索していくことにも。
そんななか、6月6日に愛と美の星・金星が「環境や伝達」の部屋へ。ここには自立や変革の星・天王星もあり、刺激的な変化を楽しめるとき。一方、9日には思考や伝達の星・水星、10日に拡大と保護の星・木星が「恋愛や創造、子ども」の部屋に。このジャンルでも今後1年、癒しの流れが。11日の満月頃は、キャリアアップのチャンスもありそう。
ただ15日には木星と土星がスクエアという葛藤の配置に。やりたいこととお金のバランスの難しさも。17日には行動や戦いの星・火星が「人間関係」の部屋に。相手に対して厳しくなりがちかも。21日以降は、再び大切な人たちとゆっくり過ごしたくなりそうですが、24日から25日の新月では、自分自身の気持ちの折り合いがつかないことも。
月がうお座に滞在するのは6月17日から19日にかけて
大切な人たちと共感し、ゆるし合い、自分を認めてほしい気持ちになりそうなタイミング。
占い・文/Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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イラスト/maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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